コシヒカリは粒の大きさがやや小さい品種です。ですが、皆さまから美味しく召し上がっていただけるよう、魚沼米憲章では粒の大きさを整える選別網の篩い目の大きさを1.9mm以上とすることを謳い、高品質米の出荷に取り組んでいます。
味の特徴としては、アミロース、アミノペクチン、タンパク質のバランスが優れていることから、トップクラスの評価を受けております。
炊き立てが美味しいのはもちろん、冷めても甘みと粘りをしっかり味わうことができるため、お弁当やおにぎりにもオススメです。また、お米の味や香りも強いため、味の濃い料理にもよく合います。
南魚沼産コシヒカリを含む「魚沼産コシヒカリ」は新潟県南部の魚沼地域(魚沼市・南魚沼市・十日町市・小千谷市・長岡市(旧川口町)・湯沢町・津南町)で栽培されたコシヒカリです。日本を代表するブランド米として、国内だけでなく海外からも 高い評価を受けており、取引価格もトップクラスです。
魚沼産コシヒカリは、もちろん味もトップクラスの評価を受けています。日本穀物検定協会による米の食味ランキングでは、5段階評価になった平成元年産から
1954年、研究段階の品種「越南17号」の試験栽培が新潟県内20数ヶ所で行われ、南魚沼では旧大巻村、旧東村、旧中之島村、旧大崎村の4ヶ所が選ばれました。
当時は「味は良い」ものの、いもち病に弱い、倒伏しやすいという欠点があり、多くの地域で良い結果が出なかった中、南魚沼では良い成績を残しました。南魚沼ではその後も試験栽培と技術改良を続け、弱点を栽培方法にて克服。その努力と結果が高く評価され、「越の国に光り輝く米」という意味の「コシヒカリ」という名で新潟県の推奨品種として採用されました。
南魚沼地域は、南側は谷川岳をはじめとした2,000m級の三国山脈、東側は越後三山(駒ヶ岳、中ノ岳、八海山)などの越後山脈、西側は魚沼丘陵に囲まれた南北に細長い盆地地帯で、豊かな自然に囲まれた地域です。
当地域は豪雪地帯としても有名で、この雪は米作りに欠かせない貴重な資源でもあります。
南魚沼産コシヒカリの美味しさの秘密は、当地域の地形や土壌にもあります。
盆地地形であることから、穂が実る8月後半~9月前半の昼夜の気温差が大きくなります。
そして土壌については、比較的窒素供給力が小さい特徴があります。食味低下につながるタンパク質の生成を抑えるとともに、生育過剰も抑制されるため、
JAみなみ魚沼では、農家の皆さんから高品質で美味しいコシヒカリを作っていただけるように、栽培指導にも力を入れています。
管内の農家を集めた研修会のほか、中干しや穂肥といった重要な作業のタイミングでは、各地区へ出向いて田んぼで稲を実際に確認しながらの指導会も行っています。
さらに、
秋になり、農家の皆さんが収穫したコシヒカリはJAのカントリーエレベーターや米倉庫に集められます。
カントリーエレベーターでは籾(モミ)のまま貯蔵することで長期間美味しさを保つことができます。貯蔵されたされたお米は、翌年夏までに順次、籾殻を剥き玄米に仕上げていきます。
農家の皆さんやカントリーエレベーターにて調整された玄米は、米倉庫にて保管されます。
コシヒカリの精米を行っているのは、JAみなみ魚沼の「特産センター」。2019年に、
精米HACCPは、食品の安全確保の国際標準であるHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)手法に基づき、精米工場における精米の安全を確保し、品質管理、衛生管理、汚染防御管理を行う総合工程管理の取り組みです。
JAみなみ魚沼では、
また、当JAの
ごはんを食べてガリっとする心配がありません。
農産物検査を受けた玄米を製造ラインに投入すると、まずは「石抜き機」を通り、お米と同じくらいの大きさで玄米に紛れ込んでいる小さな石などの異物を取り除きます。
精米後のお米は、2種類の色彩選別機により、大きさや比重では選別できない着色粒などを徹底除去。きれいな精米に仕上げます。
袋詰めされたお米は、全て金属検知器にて異物混入がないかチェックを行っています。同時に、ウェイトチェッカーにより商品重量に過不足がないかもチェックを行い、信頼できる商品をお届けいたします。
製造データをFAシステムにより一元管理。工程ごとの原料玄米の情報や精米時の検査データ、使用タンクなどの履歴を追跡できます。もし問題が起きた場合でも早期に対処が可能です。
「購入する前に、実際に食べた人の感想を知りたい」
「他の品種とどうちがうの?」
南魚沼産コシヒカリをご愛食中のお客様に
お伺いした個人の感想を紹介しています。
南魚沼で一般的な育て方で栽培されたコシヒカリです。
収量よりも食味を重視した栽培を行っており、管内での生産量が最も多いお米です。
化学肥料(窒素成分)や化学合成農薬を削減して栽培したコシヒカリです。食の安全と環境への配慮が求められるようになり、消費者の皆さまからより安全に安心して召し上がっていただけるようにと、「みなみ魚沼有機米部会」に所属するこだわりの生産者が手間を惜しまず丹精込めて栽培したコシヒカリです。
栽培期間中は化学肥料(窒素成分)および化学合成農薬を慣行栽培に比べ5割削減した、ひと手間かかったこだわりのコシヒカリです。 食の安全を重視される方は、まずこの「雪穂」からお試しいただいてはいかがでしょうか。
栽培期間中は化学肥料を(窒素成分)を使用せず、有機質肥料のみを使用。化学合成農薬は慣行栽培に比べ8割削減し、匠の生産者が厳しい管理のもと多くの手間をかけて栽培しています。JAみなみ魚沼におけるお米の集荷量の僅か2%程度と、とても希少なコシヒカリです。精米日が限られているため、発送は毎週金曜限定となります。
栽培を開始する2年以上前から、そして栽培期間中においても、圃場に禁止された化学肥料および農薬を使用せず、有機質肥料のみで栽培。さらに、施設や用具についても使用禁止資材の飛散や混入がないことを条件に、農林水産大臣に登録された登録認証機関から有機JAS認証を受けた特別なお米です。
南魚沼では限られた数件の生産者だけが作っている、有機JAS認証を受けたコシヒカリ。栽培管理に徹底的にこだわり、多くの手間をかけて栽培しています。
JAみなみ魚沼におけるお米の集荷量の僅か0.5%程度と、最も希少なコシヒカリです。生産量が少ないため、早期に売り切れとなった際はご容赦ください。
精米日が限られているため、発送は毎週金曜限定となります。
毎日食べるごはんが美味しいことはとても幸せなこと。
南魚沼産コシヒカリは贈り物にもぴったり。お中元やお歳暮のほか、内祝いや各種お祝い、香典返しとしても、多くの方から選んでいただいております。
また大口のご注文も対応可能ですので、お気軽にご相談ください。
※のし紙を巻く場合、通常、内のしにて発送いたします。
外のしをご希望の場合はその旨を必ずご連絡ください。
※15kg以上の商品および一部商品は全包装の対応ができないため、簡易包装での対応となります。